プログラミングを学んでいる方増えましたね。それでも慢性的に人が足りないのは自分の会社でも本当に痛感しているところで、ここからニーズがどんどん伸びていくことでしょう。
プログラミング教育をずっとやってきている中で重要だなと思うポイントは以下の3つです。
①とにかく習うより慣れろ
②自分の脳の特性を把握しろ
③誰かのために作れ
①とにかく習うより慣れろ
多くの人がスクールや本で学んでからその後どうしよう、、、となっています。それは自分の頭の中でそれを理解することをゴールにおいているから。
日本の学校教育は頭の中に知識を入れて、それをテストでアウトプットして確認するという作業が非常に多いです。もちろん知らないことは利用できないのでそれも非常に重要ではありますが、はっきり言います、
プログラミングはコンピュータとのコミュニケーションです
どうやったらどう動く、というイメージが強いのと、理論的な部分が多いので、知識x理論武装したくなりますが、最近の言語ははっきり言ってそこまでお堅い相手じゃなく、割と適当でも動きます(だからこそ品質が担保しきれない時もあるのですが、、、)
やりたいことをイメージしつつ、コンピュータとの会話を楽しむ。もしちょっとネタが尽きてきたら内容をずらして天気の話でもしましょう。たくさんキャッチボールすることで「会話が成立するパターン」が見えてくるようになってきます。
優秀なエンジニアはその引き出しがすごく多いので優秀だし、知識はすぐに古くなりますが、パターンの引き出しは言語が進化しても廃れることはありません。
ヘタクソでもたくさん会話する。これが近道です。
②自分の脳の特性を把握しろ
自分に向いている学習法って把握できていますか?脳の仕組みには個人差があります。特に五感と言われる人間のセンサーの働きについては脳としっかり紐づいており、人によって得意不得意があります。
脳内イメージが
①動画で再生→文字情報が苦手 本よりも動画で
②静止画→耳で聴くのが苦手 できるだけ図解または動画をとめて
③文字または会話→視覚による同時処理が苦手 本を1ステップずつ
自分のタイプを押さえるだけで効率爆上がりです。
これは深掘りしていけばかなり濃い内容になるのでまた別の機会にも書きます。まずは自分がどのようなアプローチで勉強するのに向いているか、ちゃんと把握して進めることが重要ということを覚えておきましょう。
③誰かのために作れ
いきなり案件でプログラミングを始める人はいないと思いますが、どうせ勉強するなら誰かのために作った方が何十倍も勉強になります。プログラミングの教材によくあるサンプルのサイトやサービスをつくるだけでは悪い意味で悩まずに自分の目の前を通り過ぎてしまうためです。
サイト制作であれば友達のバンドのサイトを作るでもいいですし、自分が今トライしていることの自動化をプログラムでできないかということでもいいと思います。
作る→使う→修正する→使う・・・
というサイクルを何度も回すことで、これまで見えてこなかった課題にぶつかって実装の引き出しが増えたり、使ってもらうことでモチベーション高く構築を続けられます。
ちなみに小学生がプログラミングを始める際はゲームから作ります。自分で作っていて楽しいし、誰かに遊んでもらってフィードバックもらうこともできる。それを受け止めて修正したり、新しいゲーム制作に着手したり、プログラミングで生まれたものの価値をサイクルで高めていくことで、学んでいくのです。
まとめ
プログラミング教育をで重要だなと思うポイントは以下の3つ
①とにかく習うより慣れろ
②自分の脳の特性を把握しろ
③誰かのために作れ
継続することはもちろん大事ですが、自分らしく学んでいけるようなヒントとなれば幸いです。