チームでしかできないことのために

最近自分の働き方や価値を生むポジションについて考える事があります。

現代の企業においてエンジニアリングは必要不可欠なパートかつ競争力である事は間違いないので、そのパートの責任を負っているという事はどれだけ会社としてウエイトが大きいかわかりません。

でもプレッシャーで押しつぶされたりしません。
責任が大きいのは認識していますが、それに一緒に答えるだけのチームのみんながいます。

Googleの有名なプロダクトマネージャである及川卓也さんは最新のWEB+DB PRESSで、

「自分が寝ないで仕事して、他人より1.8倍の仕事ができたとします。でも、1.8倍程度じゃ達成できない物があったとき、やっぱり一人じゃ物理的にできないですよね。それでチームでやる必然性を痛感しました。もう一つは、自分じゃなく他の人がやったほうが成果が出るとき。自分のやり方は、もしかしたら誰かが過去にやったものの劣化コピーかもしれない。それなら若い人や経験ある人、異分野の人など、いろんな人に任せたほうが、プロジェクトは確実に強くなっていきますよね。」(WEB+DB PRESS Vol.74)

と語っています。

僕は1.8倍どころかエンジニアとしては1.0倍を割り込みます。でももし僕が今の倍働けたとしても会社の価値につながる大きな事はできないんです。複雑なシステムなので量でも質でも言えます。

チームを意識してプロダクトの輪郭を描き、方向性を示していくことで、チームの力で勝っていくことを意識することが今大事なことです。営業もサポートもエンジニアリングも経験してきた自分だからこそ、誇りを持って僕なりのチーム開発というものづくりの表現力を磨いて貢献していきます。

何より単純にみんなでつくるのが好きなので、どんどんみんなで大きいことをして会社や社会にインパクトを与えていく事を楽しんでいければいいなと思ってます。

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